鳩の街
カテゴリ: 押上周辺のこと
作成日:2019年04月09日(火)
こんにちは 担当Yです。
押上から自転車で5分位のところに「鳩の街」というエリアがあります。
ここは戦後、進駐軍相手の売春宿が立ち並んでいた街で、戦後すぐにできたので平和を祈って鳩の街と名付けられたそうです。
進駐軍が去った後も日本人相手の赤線地帯としてにぎわったそうですが、現在はそういった面影はほとんど感じられません。
鳩の街の入口に立つアーチ
鳩の街は、現在は「鳩の街通り商店街」という商店街になっていて商店などが並んでいるのですが、シャッターが下りているお店も多く、活気があるとは言えない状況で、建物も老朽化したものが目立ちます。
現在の鳩の街通り商店街
そんな鳩の街ですが、近年は老朽化した古民家などをリノベーションして若い人が店をやったり、商店街としても活性化に取り組んでいるようです。
長い間東京に住んでいる人でも「鳩の街」という名前自体御存じない方も多いと思うのですが、私は街の成り立ちや名前の響きが好きで、時々用もないのにこの街をふらついてみたりしています。